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5月文楽公演 第1部 
2008.05.11.Sun / 12:59 
鎌倉三代記/入墨の段・局使者の段・米洗ひの段・三浦之助母別れの段・高綱物語の段

・どんなに長かろうと、私は鎌倉三代記が好きだ。
・だが、まわりの沈没率がヒジョウに高い。もともと見やすい10列目(最近はここらへんが好き♪)なのに、さらに視界全開。
・あのね、高綱の野望がすごいんだよ、三浦之助は傷をおっているんだよ、二人はすごい計略をもっているんだよ、時姫は三浦之助をほんとに愛しているんだよ、なのに・・・・、おらちのポロリもおもしろいけど、ここからがう〜んとおもしろいんだよ、だからおきてっーと揺り起こしたくなる(涙)。
・野望の全てが明かされる高綱物語は咲大夫さんにあっていて、素晴らしかった。おーあたりっ!たたみかけるというのかな、力強さたっぷりで、時代物の面白さに満ちている。もちろん燕三さんの三味線がいいのはいうまでもない。
・千歳さん、声が前にでて、よく聞こえた。語り分けもすんなり聞こえた。ああいう千歳さんが好きだ。
・それ、やっしっしー!の英さんと団七さんの床のノリがいまいちだった。あそこって、こっちも体動かしたくなるほど楽しいと思っていたのに。ぐるぐるぐるぐるっーなんて、頭うごかしたくなるんだけどなぁ。次回期待します。
・なので、お楽しみのおらち@紋寿さんは、前半のお酒飲むところがよかった。米研ぐところはのれず。チャリもやはり床あってこそなのね。
・時姫@和生さんはやはり姫をさせるとさすがだ。母大事ぶり、姫ぶりがすばらしい。凛とした時姫がとてもお似合い。
・勘十郎さんの三浦之助はかっこよすぎ(はあと)。悲劇が際立つ。でも、前半のイメージはもうちょっと母恋しを思わせて、だまくらかしてほしいかも。ちょっとー、時姫のことどう思ってんのよー、冷たいんじゃないのーといらいらさせてほしい。わかっているんだけどね、だましてほしいの。だまされたいの。だまされにきているの。
・同じように、玉女さんの藤三にももっとだましてほしい。初見のときは、本物の高綱?やっぱり偽者?どっち?と結構はらはらしたのよ。もうちょと百姓らしさがほしいかも。入墨入れられたときの足の動きが一番だましてくれた。あんなに痛がるなら高綱じゃないなと。
・でもまあ、井戸から現れた高綱のかっこよさに惚れ惚れした。富田をけっとばすのがナイスヒット!高綱と三浦之助の二人が動くと、アドレナリンがでまくる。かっこえぇー!勘十郎+玉女は、それぞれの魅力が倍増される気がする。ほんと素晴らしい。
・実は篝火が一番気になっている。やはり篝火は、高綱の野望に加担していたのだろうか。そのために捕まったのだろうか。小四郎の死を無駄にしないために。昨年の夏にみた清之助さんの篝火も余韻を残したが、勘弥さんの篝火も繊細で余韻を残す。戦国の世の女は悲しい。
・ところで、時政の小姓は番付では、前半勘次郎さん、後半玉若さん。小姓の足、玉若さんがもっていた気がするんですが、ちがう?二人で主遣いと足遣いを交代するのかしら。この冬から、この足は玉若さんではないか(背が高くて細いから)と思うものがあり、ちょっとはらはらしたものもあるんですが、昨日の小姓はきりっと動かずしっかりしてました。成長ってすごいなと妙に感心。見当違いかもしれないので、違ってたらごめんなさい。

 増補大江山 戻り橋の段

・渡辺綱の鬼退治のお話なのね。あいかわらず予習しない私。
・歌舞伎にもこういう変化ものは多くあるけれど、人間が二役するため、どうしても変化に時間がかかる。が、その分、その差が魅力となる。文楽は、まったく違うかしらを使うので、いかに前半に「鬼」とか「妖しさ」を思わせるかが見せ所なんだろうなぁ。妖しさは清之助さんが十分に表現。でも、ガブはすぐみせないでほしいかも。ああ鬼なんだーと思って終わってしまう。なんか妖しい・・・が一番怖いように思う。
・でも、歌舞伎と違ってすぐ変化して現れてくれるのは、スピーディでいい。立ち回りも激しいし。黒雲の衣装は、2年前の紅葉狩でも着てた?派手で楽しい。ただ、毛振りは、ただまわすんじゃなくて、もうちょっとメリハリつけてほしいかも。鬼の力を表現するものなので。なにかあったらしく、毛振りの終わりで素に戻った顔をみてしまい、これも残念でございました。
・綱の玉也さんがかっこよかった。悪役ばかりじゃありませんね。綱がでかいので、鬼は退治されると信じてみておりました。
鎌倉三代記
 入墨の段         口   始大夫     団 吾
               奥   千歳大夫    富 助
 局使者の段            三輪大夫    喜一朗
 米洗いの段           英大夫     団 七
 三浦之助母別れの段 切   綱大夫(代演 千歳大夫)   清二郎
 高綱物語の段         咲大夫      燕 三

    古郡新左衛門    玉 佳
    富田六郎       玉志(前半)  幸助(後半)
    土肥弥五郎     一 輔
    北条時政       亀 次
    小姓          勘次郎(前半)  玉若(後半)
    妻篝火        勘 弥
    女房おらち      紋 寿
    安達藤三郎 実は佐々木高綱   玉 女
    女房おくる      紋 豊
    三浦之助母     玉 英
    讃岐の局       清五郎
    阿波の局       簑一郎
    時姫          和 生
    三浦之助       勘十郎

    
増補大江山 戻り橋の段
  若菜      津駒大夫    寛 治
  渡辺綱    松香大夫    喜一朗
  右源太    津国大夫    龍 爾
  左源太    南都大夫    寛太郎(八雲)
                    清公(八雲)
   渡辺綱     玉 也
   右源太     勘 市
   左源太     玉 佳
   若菜       清之助
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--米洗いは--

床と人形の息があうまでしばしのご猶予を…!!大阪の勘十郎さんとのノリはよかったので〜(床が人形さんに遠慮してはるような感じも…汗)。

- from 睡蓮 -

--まだ先--

二部は来週、一部は最後の週末に行きます。
それまでは皆さんのレポで予習させていただきまーす。
鎌倉三代記、いかに沈没しないで見られるかがワタシの問題のようです〜

ふくじゅ会のチケットは昨日で売り切れたそうですね。
残念・・ って、私が行くまで残っているわきゃーねーやなとは思っておりましたが(^^;

ワタシも、演舞場、歌舞伎座、文楽、コクーンな5月です。

- from coco -

----

>睡蓮さん
次回に期待します!それっ、やっしっしー!
おっさんなおらちが好きです♪

- from まこ -

----

>cocoさん
鎌倉三代記、歌舞伎好きには大丈夫ではないかしら?四谷怪談ほどは入り組んでません(笑)。なんかみんな裏があるのよと、じっくりみてればきっと寝ない(勝手な断言)。もしくは、三浦之助の凛々しさにずっと見惚れることをお勧めします。私はみとれて、はっ、お話どこまでいっちゃった?とあせってました(笑)。
ふくじゅ会はすごい売れ行きで、2日目の1部がはじまる段階で、後ろの方2列ほどしか残ってませんでした・・・。
コクーンはチケットとってないんです。亀兄の奮闘ぶりをきいて、決済直前までいったんですけど、まだ平日の仕事がよめなくて、やめました。WOWOWに期待します(泣)。5月は忙しすぎですよね。

- from まこ -

--沈没しました。--

好きな話なのに大事なところで沈没しました。(ii)
睡眠不足だからさと自分をごまかしつつ。後半戦前にはばっちり睡眠とっていきます!

なんだか怪しいってのが一番怖そうですね〜。


- from おりん -

----

>おりんさん
揺り起こしてあげます(笑)。
私は、どんなに睡眠十分でも、自分に合わないときは寝てるし、おもしろいときは目がランラン。これはセンサーみたいなもので、すごいなぁと自分で感心してます。
なんだか妖しい→やっぱり鬼かと、どきどきさせてほしいん。あー、今日もだまされた♪と楽しみにいってるんだろうと思います。

- from まこ -

--沈没しました。--

今日、見てきました。沈没しました・・・。
でも、時姫がけなげでよかったです。
真っ赤なゴージャスなおべべのまんま、おさんどんするんですね。さすが姫さま。すり鉢が逃げる。^^

大江山は怖くないですね。毛振りも今ひとつ。
玉三郎さんが上品に演じた「茨木」が思い出されました。

- from たまぎく -

----

>たまぎくさん
沈没しちゃいましたか・・・・。
揺り起こしてあげられませんでしたね。
私はこういう入り組んでどーんと重いのが好きなんです。途中、おらちと姫がおもろいし。大阪で2日連続でみて、眼はランラン。時姫、最高でしょ、でも、あれも、三浦之助ゆえなんですね。

大江山はもともと怖い作品じゃないのかもしれません。毛振りがねー、毛まわしなんですよねー。毛振りにナニカを求めてしまうのは、歌舞伎好きだからなのか。
茨木は生でみてないんです。みたい!

- from まこ -

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