人形浄瑠璃:東京・国立劇場で上演を前に、二本松・観世寺で関係者ら成功祈願/福島
人形浄瑠璃「奥州安達原」の四段目「一つ家の段」が国立劇場(東京都千代田区)で上演されるのを前に、出演者や関係者が11日、ゆかりの地である二本松市安達ケ原を訪れ、観世寺で成功を祈願。
一つ家の段は、人を食べる恐ろしい老女「岩手」が主人公。観世寺には岩手が住んだという岩屋などがあり、ゆかりが深い。成功祈願には、人間国宝で文楽座三味線の鶴澤清治さん、大夫の豊竹咲大夫さん、人形遣いの桐竹勘十郎さんのほか、岩手の人形も参加した。
公演は9月5〜21日で、一等6500円、二等5200円、三等1500円。予約開始は8月6日午前10時から。申し込みは国立劇場チケットセンター(電話0570・07・9900または電話03・3230・3000)。【松本惇】 7月13日12時1分配信 毎日新聞
<追記>
国立劇場のHPに記事がアップ。はやく岩手にあいた〜い。
咲大夫さんがおっしゃるように、ゆかりの地を訪ねると、イメージがわくんです。舞台とはちょっと離れて、そこで何を思うかも楽しみ。いずれ行きたい安達ヶ原♪
一つ家、歌舞伎でも上演されていたんですね。先代勘三郎さんの岩手おもしろかったろうなぁ。現勘三郎さん、やってくれないかしら。こんなのできるの勘三郎さんくらいかも。後々は、亀治郎さんあたりがやってくれるかな。
追記>
夏公演がこれから始まるのに、9月公演にむけての成功祈願、はやっ!
でも、奥州安達ヶ原の「一ツ家」みたかったから、すごく楽しみなの♪。それがこんなに早くかなうなんてうれしいー。ちなみに、今、歌舞伎座で上演中の「高野聖」で、「女」が住んでいるのも「孤家(ひとつや)」。この響きだけで妖しいわ・・・。
この段の主役は「岩手」。かしらが、強烈な悪役顔の「莫耶(ばくや)」。これみられるだけでもうれしいのに、期待どおり、勘十郎さんが遣ってくれるのでさらにうれしい。やったぁー!
調べたところ、この二本松の地は、鬼婆伝説の地。
平安時代(8世紀前半)、岩木という名前の女性が、自分の仕えた主君の娘が口がきけないことに心を痛めていた。「妊婦の生き肝を食わせれば彼女の病気は治る」というお告げをきいた岩木は、実の娘も主君も捨て、殺せる妊婦を捜して、岩屋に庵を結んだ。それから20年後、老婆となった岩木は、迷い込んできた妊婦を殺したが、その直後、彼女が自分の実の娘・恋衣であることに気づき、ショックで発狂し、鬼女になってしまった。それから、彼女は旅人を殺しまくるようになった。岩木の家に迷い込んだ神通力を持つ僧・東光坊は、観音様の力を借りて、岩木を殺し、その霊をとむらった。その寺が安達ヶ原の観世寺であり、その婆の墓を黒塚という。
やっと、「安達ヶ原」と「黒塚」が結びついたよ・・・。なるほどね。
この「奥州安達ヶ原」、ほかに「善知鳥(うとう)」とか能からとったお話がおりこまれているらしい。やっぱり、能は、伝統芸能のもとなのね。これから、歌舞伎・文楽をちょっと減らして、その分、能をみていきたいと思っている。まずは、国立能楽堂での定例会からかな。ゆっくり、少しずつね。
二本松といえば菊人形。一度みにいったことがあります。そんな二本松にこんな伝説があったなんて。そして、この安達ヶ原の鬼婆伝説の地には、「安達ヶ原ふるさと村」なるものがあり、そこにいくと鬼婆をキャラ化した「バッピーちゃん」が。
バッピーちゃん・塗り絵 ちっともこわくないよ・・・。着物の柄の菊がなける・・・。
実はこのバッピーちゃんは二代目らしく、初代はもうちょっとこわい
→ こちら 初代の方がかっこよくて、キャラものもほしいよ。なんでかえちゃったのかなー?かわいければいいってものじゃないでしょうに。残念っ!初代がいるなら、ちょっと福島にいってみようかと思ったのに。智恵子のあだたら山もみたかったし。
ということで、結局、また、ゆるキャラ話でございました。
ところで、バッピーちゃんの「ピー」はどんな意味なんだろう?
たまには福島県でどうでしょう。福島県の方が文楽に無関心
なのでしょうか?あまり公演がなかったような。
私のルーツの地がこの近所にありまして、歌枕にも登場する
「信夫の里」なのです。祖父母のお墓参りにときどき帰ります
が菊人形展には行った事がないのですよね〜。
バッピーちゃんは前バージョンの方が確かにいいですね。
「京極○彦」さんかと思った(笑)
清治さんは東京にお住まい、咲大夫さんのセルリアンの舞台に、勘十郎さんがあわせたのでしょうかね。
文楽のゆかりの地って関西ってきめこんでしまっているけど、能などをもとしているので、全国各地にまたがるのでしょうね。今度、地方公演ついでにいってみようかな〜。
信夫の里って、この前の競伊勢物語にもでてしました?うろおぼえ・・・・。
菊人形展は、次姉のいる栃木へ、甥か姪の七五三かなにかで家族ででかけて、母がいきたいというので、しぶしぶとついていきました。みんなで車移動だったので、単独行動がとれなかったんです・・・。
初代は確かに、作家ににてますな・・・
でもよ〜く見ると可愛い。コワ可愛いです。
最初は、うげっと思うけど、みなれるとなんとも愛嬌があってかわゆいですよね。
子供がこわがったらしく、かわいいバッピーちゃんになっちゃったようですが、なまはげみたいに、こわい存在もあっていい気がするんですが・・・やっぱ子供にはうけないか・・・
「しのぶ」という「ゆかしい名称」のせいか歌によまれた
り、その歌に惹かれて芭蕉も立ち寄ったりしています。
そういえば「競伊勢物語」ではヒロインの名前も「信夫」
でしたが「しのぶ摺」(染色)に使う石まで登場していま
したね。
「信夫」という言葉だけで、いろんなものにつながっていくのですね。これがどんどんはまっていってしまうのでしょうか。
ますます行きたくなってきました。